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国立研究開発法人 医薬基盤・健康・栄養研究所

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創薬資源研究プロジェクト

1.メンバー

研究リーダー 小原 有弘
研究調整専門員 佐藤 元信、大西 礼、馬場 憲三、小澤 みどり、池田 弘美、大谷 梓
特任研究員 乾 純平
技術補助員

塩田 節子、平山 知子、川口 英子、原 尚見、家村 将士、安藤 治恵、酒井 淳子、和田 恵美、家塚 貴久子、田野 智子、宮田 佐哉香、中川 陽子、竹島まどか

 

事務補助員 高木 久美、小谷 奈穂子

2.研究目的・背景

生命科学研究において培養細胞は、非常に有用な研究ツールとして利用されています。当研究室は厚生労働省の細胞バンク・JCRB細胞バンクとして、疾患研究、創薬研究を支える重要細胞資源を収集し、高品質な細胞を準備・提供しています。さらに、ヒト組織バンク、日本人由来B細胞株・DNAバンクを運営し、貴重なヒト由来試料を分譲しています。これらの活動により研究基盤整備に努め研究支援を実施しています。

3.研究内容

I.細胞の資源化と情報公開

I.細胞の資源化と情報公開

JCRB細胞バンクとして疾患研究、創薬研究を支える重要細胞資源を収集し、一般細菌検査、マイコプラズマ感染検査、ウイルス検査、ヒト細胞認証試験、染色体検査などの厳しい品質管理を行って、保存、提供を行っています。これらの品質検査の結果は細胞付加情報としてデータベース化して公開し、研究者への支援活動を行っています。
(JCRB細胞バンクの詳細なホームページはhttps://cellbank.nibiohn.go.jp/


II.細胞の品質管理・機能評価法の開発

II.細胞の品質管理・機能評価法の開発

保有登録されている細胞の品質管理を行うために、ウイルス検査法、マイコプラズマ検査法など様々な品質管理法の開発を行っています。また、細胞の特性解析技術を応用し、細胞付加情報の充実を図り研究者の研究をサポートしています。


III.研究サポートサービスの充実

細胞バンク事業で培った経験を生かして、細胞を使用した研究で問題となっているマイコプラズマ汚染検査、ヒト細胞認証試験(クロスコンタミネーション検査)に関する受託検査を実施しているほか、細胞保護預かりなど、研究者の研究をサポートするサービスを充実させています。


IV.ヒト組織バンク

IV.ヒト組織バンク

ヒト組織バンクは国内の医療機関から提供されたヒトの組織を保管し、研究者に分譲して創薬研究の推進を図ります。新鮮組織、凍結組織、固定組織、組織から調製された初代滑膜細胞・皮膚由来細胞等の研究用凍結細胞を取り揃えています。また、調製された細胞について、性状検査の効率化を検討するとともに、研究利用に役立つ特徴的な性状を明らかにして、付加価値の充実を図っています。
ヒト組織バンクのホームページはこちら


V.日本人由来B細胞株・DNAバンク

日本人の遺伝子多型解析等の研究に有用な約2,000名の「日本人由来のB細胞を不死化した細胞株」と「同細胞株から抽出されたDNA」を分譲しています。特に約1,400名の健常人(一般集団)に由来するB細胞株のDNAは、疾病を持つ集団との比較のために貴重なコントロールとして利用されています。

V.日本人由来B細胞株・DNAバンク

日本人由来B細胞株・DNAバンクのホームページはこちら

培養資源研究室, JCRB細胞バンク

ウェブサイト https://cellbank.nibiohn.go.jp/
E-mail jcrb-cell※nibiohn.go.jp (※を@に置き換えてください。)

ヒト組織バンク

ウェブサイト https://bioresource.nibiohn.go.jp/human/index.html
E-mail jcrb-rb※nibiohn.go.jp (※を@に置き換えてください。)

日本人B細胞株・DNAバンク

ウェブサイト https://bioresource.nibiohn.go.jp/psc/index.html
E-mail jcrb-rb※nibiohn.go.jp (※を@に置き換えてください。)

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