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国立研究開発法人 医薬基盤・健康・栄養研究所

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食品分析・表示研究室

1. 主要メンバー

室長 竹林純
主任研究員 鈴木一平
技術補助員 池渕佐知子

2. 研究の目的・背景

食品表示法に基づき収去された食品及び健康増進法に基づき許可を受ける特別用途食品(特定保健用食品を含む)について、表示どおりの栄養素や成分が含まれていることを高速液体クロマトグラフ法やガスクロマトグラフ法等の分析技術を用いた実測による確認を行っています。
また、栄養成分や特定保健用食品の関与成分等について、分析方法の開発、改良及び標準化に関する調査研究を行っています。
さらに、日本全国で栄養成分検査を実施している分析機関の分析技術を維持・向上するために役立つ調査研究を行っています。

3. 研究内容

食品表示法及び健康増進法に基づく食品分析業務

市販の加工食品などには、熱量やたんぱく質等の栄養成分の含有量を示した「栄養成分表示」がされています(注1)。この「栄養成分表示」に書かれている各成分の表示値が適切であるかを確認するため、国や自治体による抜き取り調査(収去試験)が行われており、当研究室で実測試験を担当しています。
また、健康の保持・増進の一助となる「特定保健用食品」、乳幼児用調製粉乳や病者用食品等の「特別用途食品」は、含有成分が一定の基準を満たすことを確認し、国による許可を受ける必要があります(注2)。当研究室では、この許可における食品成分の試験業務も行っています。

分析方法の開発・改良

栄養成分等の定量分析は、誰が実施しても同一の数値となるよう、分析方法が規定されていますが、実際には様々な理由により分析誤差を生じます。当研究室では、分析誤差が生じる原因を究明し、より信頼できる分析方法の開発、改良、標準化に関する調査研究を行っています。

分析技術の維持・向上

一般財団法人食品薬品安全センターと協力して、栄養成分に関する分析機関の外部精度管理調査を実施し、分析技術の維持・向上に寄与しています(注3)。

【関連データベース等】

食品分析・表示研究室

E-mail jtake※nibiohn.go.jp (※を@に置き換えてください。)

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