栄養がなくなるというのが、栄養素が変性、分解するという意味ならば、低温で微生物などが繁殖しない環境では遅くなります。特に水が凍った状態ではさらに遅くなり、より長期にわたって栄養を保持できます。

栄養学の専門事典でも、malnutritionの訳語に、あるページでは栄養不良、別のページでは栄養失調をあてていたりして、混乱しています。

さる栄養学の先生は、栄養失調は一般語で、栄養不良が専門用語なので、栄養不良に統一するのが望ましいとおっしゃっていました。

わたしが見た限りでは、飢餓などによる絶対的なエネルギー不足を伴う栄養不良を栄養失調と呼び、エネルギーが充足している場合は栄養不良と使われていることが多いように感じました。

改まった場では、栄養不良で統一するのがいいのかもしれません。

【廣田晃一】

(回答が不適切とのご指摘がありましたので、現在は公開を見合わせております）

体脂肪率は、本来、「身体に過剰に脂肪が蓄積した状態」を表す最適な指標の一つです。

しかし、

・「体脂肪率と生活習慣病（のリスク）」との関係」

についての疫学調査は、BMIなどと比べると実施がしづらいことや、

・必ずしも一致した研究結果が得られているわけではないこと
・体脂肪率の評価方法によっても、値が異なること

などにより、基準値は決まっていません。

例えば、
・男性で25％前後
・女性で30％あるいは33％前後
といった値を境界値とするような話は時々耳にしますが、
これらの値は、BMI＝25（あるいは30）といった値ほど根拠のあるものとは言え
ません。

尚、
1kcal=4.184kJ
1kJ＝1watt×1秒
なので、カロリーをワットとの間で計算することは可能です。【田中茂穂】

この質問は科学的に回答することが難しい質問です。
「夏バテ」とは解っているようで、よくは解明されていない現象です。暑い時期に漫然とした疲労感を覚え、集中力や食欲が低下してしまうような場合に「夏バテ」というようです。
暑気払いに「焼き肉」を食べる人、とりあえずビールを飲む人、「そーめん」で軽く済ます人、など対処法は人によって異なります。
　そこで、答えにはなりませんがいくつかの場合を考えてみましょう。
　暑い戸外で大汗をかいた人は、水分と塩分、カリウムなどが失われています。具のたくさん入った夏のメニュー「冷麺」は如何でしょうか。
　冷房の効きすぎた室内で腰まで冷えてしまった人は、少し身体を動かして、血流を整え「枝豆」、「冷奴とうふ」、「湯葉の刺身」などの大豆製品は如何でしょうか。
　もし、自分以外の人に食事を出すのなら、その人が好きで、いつも食べているものを作ってあげるのがよいでしょう。これが食欲を増す良い方法だからです。
　答えにならなくてご免なさい。