よくある質問(FAQ)
Welcome to the よくある質問(FAQ)
よくある質問と回答をまとめてあります。ご質問があるときは、ここではなくメインフォーラムにお願いします。
[ 栄養 ]
Requested and Answered by ゲスト on 16-Jun-2008 17:38 (5669 reads)
牛乳の飲み過ぎについて
牛乳は動物性脂肪(乳脂肪)がありますので、人によっては美味しいと感じる食品です。生まれたばかりの子牛は牛乳のみを飲んで育ちますから、飲み過ぎとい われても困ってしまうでしょう。
お酒がアルコールの薬理作用で酩酊させること から飲み過ぎというと酩酊するほどの量が飲み過ぎと考えることもできます。これとは別に、お酒もエネルギーがありますから、飲酒量が多くなると摂取エネルギーもその分多くなります。この場合には、エネルギー摂取過剰が飲み過ぎの指標になるでしょう。
では、牛乳に戻って考えましょう。牛乳は100gで約60kcalのエネルギーを含み ます。1Lの牛乳は600kcalのエネルギーを持ちますから、ほぼ一食分のエネルギーに相当するのです。伸び盛りの子どもでしたら目をつぶれる量ですが、肥満を気にしている大人にとってはとても多いエネルギーです。欧米では、牛乳のエネルギーを減らすためにローファットミルクが売られています。
おやつとして飲む牛乳は、牛乳のエネルギーを考えて飲むことをお奨めします。
なお、無果汁清涼飲料水やジュースもエネルギーを考慮すべき食品です。
したがって、通常の食事指導では1日平均200ml程度の牛乳摂取を、カルシウムの供給源として指導しているようです。
【西牟田守】
牛乳は動物性脂肪(乳脂肪)がありますので、人によっては美味しいと感じる食品です。生まれたばかりの子牛は牛乳のみを飲んで育ちますから、飲み過ぎとい われても困ってしまうでしょう。
お酒がアルコールの薬理作用で酩酊させること から飲み過ぎというと酩酊するほどの量が飲み過ぎと考えることもできます。これとは別に、お酒もエネルギーがありますから、飲酒量が多くなると摂取エネルギーもその分多くなります。この場合には、エネルギー摂取過剰が飲み過ぎの指標になるでしょう。
では、牛乳に戻って考えましょう。牛乳は100gで約60kcalのエネルギーを含み ます。1Lの牛乳は600kcalのエネルギーを持ちますから、ほぼ一食分のエネルギーに相当するのです。伸び盛りの子どもでしたら目をつぶれる量ですが、肥満を気にしている大人にとってはとても多いエネルギーです。欧米では、牛乳のエネルギーを減らすためにローファットミルクが売られています。
おやつとして飲む牛乳は、牛乳のエネルギーを考えて飲むことをお奨めします。
なお、無果汁清涼飲料水やジュースもエネルギーを考慮すべき食品です。
したがって、通常の食事指導では1日平均200ml程度の牛乳摂取を、カルシウムの供給源として指導しているようです。
【西牟田守】
ご質問の意味がよくわかりません。常識的に考えるなら、サプリメントを持っていく必要は特にないと思われます。
[ 栄養 ]
Requested and Answered by ゲスト on 12-Jun-2008 20:16 (10300 reads)
1/9 ルールに従えば
1頭部
2胸
3背中
4右手
5左手
67右足
89左足
と身体を9分割できます。
切断された部位を勘案してエネルギーを算出します。
例えば、左足を全て失ったとすると健常者の7/9
ということになります。
リハビリで他の筋肉を代償性に発達させたら、その分消費エネルギーは増加します。
なお、エネルギーの算定は、原則的には個人ごとに行いますので、この数値は、
一番はじめのときに用いるものです。
【西牟田守】
--- ゲスト による追加詳細 - 13-Jun-2008 09:25
体表表面積補正、あるいはもっと簡便には体重補正で十分と思います。
60kgから50kgになったとしたら、基礎代謝量30x60から50x30に減らしてもよいのではないでしょうか?
これに活動量をかければ一日必要エネルギー量をだせます。
個別対応のテイラーメイドヌトリションが必要です。
献立からビタミン、ミネラル等の不足がないか(とりあえず栄養摂取基準の中にあればよい)チェックしておくとよいでしょう。(渡邊)
1頭部
2胸
3背中
4右手
5左手
67右足
89左足
と身体を9分割できます。
切断された部位を勘案してエネルギーを算出します。
例えば、左足を全て失ったとすると健常者の7/9
ということになります。
リハビリで他の筋肉を代償性に発達させたら、その分消費エネルギーは増加します。
なお、エネルギーの算定は、原則的には個人ごとに行いますので、この数値は、
一番はじめのときに用いるものです。
【西牟田守】
--- ゲスト による追加詳細 - 13-Jun-2008 09:25
体表表面積補正、あるいはもっと簡便には体重補正で十分と思います。
60kgから50kgになったとしたら、基礎代謝量30x60から50x30に減らしてもよいのではないでしょうか?
これに活動量をかければ一日必要エネルギー量をだせます。
個別対応のテイラーメイドヌトリションが必要です。
献立からビタミン、ミネラル等の不足がないか(とりあえず栄養摂取基準の中にあればよい)チェックしておくとよいでしょう。(渡邊)
[ 栄養 ]
Requested and Answered by ゲスト on 19-Jun-2008 11:40 (4703 reads)
御質問ありがとうございます。
経管栄養時の水分補給量を設定するときの体重ですが、どのような病態においても原則は、現状の体重で設定することが望まれます。現状の体重を把握することは、水分補給量を設定のみならず、必要エネルギー量の算定や、その後の体重の変化がわかります。実際通常の体重からの1ヶ月以内に5%の減少、あるいは6ヶ月以内に10%の減少は、予後に悪影響を及ぼすという報告もあり、現状の体重を測定することは大変重要であると考えます。ベット上安静を強いられている患者でも、リフト式体重計やベッドに組み込まれた体重計などがありますので、病態に応じた頻度で体重を測定して頂ければと思います。必要水分量の算出は、25?55歳で35ml/kg/日、55?65歳で30ml/kg/日、65歳以上で25ml/kg/日が目安となりますが、感染に罹患している場合や、利尿剤や緩下剤を内服している症例では、適宜水分必要量を増加する必要があります。
臨床栄養プログラム
窪田 哲也
経管栄養時の水分補給量を設定するときの体重ですが、どのような病態においても原則は、現状の体重で設定することが望まれます。現状の体重を把握することは、水分補給量を設定のみならず、必要エネルギー量の算定や、その後の体重の変化がわかります。実際通常の体重からの1ヶ月以内に5%の減少、あるいは6ヶ月以内に10%の減少は、予後に悪影響を及ぼすという報告もあり、現状の体重を測定することは大変重要であると考えます。ベット上安静を強いられている患者でも、リフト式体重計やベッドに組み込まれた体重計などがありますので、病態に応じた頻度で体重を測定して頂ければと思います。必要水分量の算出は、25?55歳で35ml/kg/日、55?65歳で30ml/kg/日、65歳以上で25ml/kg/日が目安となりますが、感染に罹患している場合や、利尿剤や緩下剤を内服している症例では、適宜水分必要量を増加する必要があります。
臨床栄養プログラム
窪田 哲也