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行動生理研究室

 適切な身体活動や食事が、生活習慣病等の発症リスクを低下させることは多くの研究により報告されています。一方で、その重要性は認識していても、それを“行動”として起こすことは容易ではありません。行動生理研究室は、この“行動”に着目して研究を行っております。


【研究の紹介】

  •  身体活動の評価方法に関する研究

    十分な身体活動量があるか否かを知るためには、適切な方法で身体活動量を評価することが必要です。私達の研究グループでは、広く普及しているウェアラブルデバイスの妥当性を検証したり(https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/26999758https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/31376273)、日本のコホート研究等で利用されている身体活動や運動を評価するための質問票の妥当性について検証してきました(https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/29709888)。

  •  身体活動レベルや運動行動に関する遺伝学的研究

    我々の日常における身体活動レベルや運動実施の有無といった“行動”についても、実は一部遺伝的な要因が関与していることが報告されています。これまで、摂食行動に関わるレプチン受容体遺伝子多型が日常の身体活動レベルと関連していることを報告しました(https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/24631298)。また、ドーパミンシステム系の遺伝子解析や網羅的遺伝子解析(GWAS)を通して、遺伝的要因の解明に努めております。

  •  腸内細菌研究

    近年、腸内細菌叢がヒトの健康状態や疾患発症と関連していることが多くの研究により報告されております。我々の研究室では、他の研究室や複数の大学・企業・自治体と協働して、腸内細菌研究を実施しております。日本の各地域において、食事調査や身体活動調査といった生活習慣の調査を行い、生活習慣が腸内細菌叢にどのように影響するか、またそれら腸内細菌叢が健康状態にどのように関係しているかを明らかにすべく研究を進めております。

2019年10月15日更新
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