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運動消費カロリーで安静時の消費エネルギーを差し引いているが、簡易換算式の概算の考え方とどう違うのか?
             

Q.真の運動による運動消費カロリーでは安静時の消費エネルギー (1METS) を差し引いているが、簡易換算式:体重×EX×1.05=消費カロリー の概算の考え方はどのように違うのでしょうか?


A.運動中に消費したエネルギーは、確かに、

 体重×EX×1.05=体重×(メッツ×時)×1.05 で、推定可能です。

 例えば、4メッツの速歩を30分(=0.5時間)実施した場合、体重×4×0.5×1.05(kcal)となります。

 ただし、この中には、安静時代謝量も含まれています。

 つまり、その時間帯に安静にしていたとしても、体重×1×0.5×1.05(kcal)を消費していると考えられます。

 しかし、減量の効果を推定するような場合は、「運動することにより、“運動しなかった場合と比べて” エネルギーをどれだけ “余分に” 消費したか」を知りたいところです。

 そこで、仮に、運動しなかった場合=安静時(1メッツ)とすると、1メッツ分を差し引いて、運動によって “余分に” 消費したエネルギー=体重×(4−1)×0.5×1.05 となります。

 このように、運動中のエネルギー消費量(安静分を含む)⇔運動によって “余分に” 消費したエネルギーでは、1メッツ分の差が出ます。

 ちなみに、“METs” のsは、複数形のsです。したがって、例えば、1MET⇔3METs といったように使い分けます。実際には、ほとんどの場合に “s” がつくことになるはずですが…。

 分かりづらい点などありましたら、お手数ですが改めてご連絡下さい。【田中茂穂】





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2011年4月5日更新