国民健康・栄養調査

国民健康・栄養調査は、健康増進法第10条に基づき、国民の健康状態、生活習慣や栄養素摂取量を把握するために実施されている。 年1回11月(4年に1度大規模調査を実施)に食生活状況(外食などの状況、1日分の食物摂取状況調査)、各種身体・血液検査や飲酒、喫煙、運動習慣、世帯状況などを調べる。 国民健康・栄養調査は、国の健康増進対策や生活習慣病対策に不可欠な調査となっており、その結果は、健康日本21(第二次)や食事摂取基準、その他栄養に関する様々な施策の企画や評価で基礎データとして活用されている。
本調査の歴史は古く、1952(昭和27)年以降、栄養改善法に基づき実施されてきた国民栄養調査を引き継いだ調査となる。

<出典/参考資料>

  • ・田中平三,伊達ちぐさ,佐々木敏,編.公衆栄養学.東京:南江堂.2006.
  • ・国立研究開発法人医薬基盤・健康・栄養研究所 国立健康・栄養研究所.国民健康・栄養調査.
    https://www.nibiohn.go.jp/eiken/info/kokucho.html(2021年9月21日アクセス可能).

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