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 栄養
86 エリスリトールの腎臓への影響について(再掲)

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栄養 ]
Requested by ゲスト and Answered by ゲスト on 08-Jun-2011 14:04 (3994 reads)
練り製品は結合組織が取り除かれているため、消化吸収率は生鮮食品より高いと考えられます。

データとしては、生鮮魚介類のたんぱく質の消化吸収率が30%であった場合、市販のかまぼこでは40?50%であったとされています。
この試験は、機械で粉砕した食品(よく噛んだ状態を想定)を用い、動物試験により消化吸収率をもとめたものです。


石見佳子


栄養 ]
Requested by ゲスト and Answered by ゲスト on 08-Jun-2011 14:04 (1820 reads)
電子レンジがビタミン類の損失が特別に大きい調理方法である
という科学的なデータは私の知る限りありません。

調理時における、ビタミンの損失理由としましては、
1) ビタミンの熱などによる分解
2) 煮汁などへの溶出
の二つがあります。
電子レンジで調理しますと 2) がほとんどありませんので、
場合によっては他の調理法より損失が少ない場合も考えられます。

調理法にこれは良くて、これは悪いと言うものはありません。
生野菜の場合、ビタミン類の調理損失はありませんが、
良く噛んでから食べなければ消化が不足し、
栄養成分が充分吸収されない可能性も考えられます。

「食生活指針」に
「主食、主菜、副菜を基本に、食事のバランスを」として
「調理方法が偏らないようにしましょう 」
と書いてありますように、
色々な調理法でバランス良くおいしく食べることが
とても大切だと私は考えます。

竹林 純


栄養 ]
Requested and Answered by ゲスト on 28-Jun-2011 12:53 (1788 reads)
n-3系脂肪酸を摂取しても、血中LDLコレステロール値は下がりません。EPAやDHAは肝臓中のHMG-CoAレダクターゼ発現量を減少させ、コレステロール生成量を低下させ、血中LDLコレステロール値を減少するように働きますが、肝臓でのLDL-レセプター発現量も低下させるため血中LDLコレステロールを増加させるように働くためです。

 血中LDLコレステロール値を減らすには、HMG-CoAレダクターゼ阻害剤(スタチン)を服用することが効果的ですが、生活習慣を変えること、すなわち飽和脂肪酸、トランス脂肪酸の摂取量を減らす、運動量を増加させる、肥満を解消させることによっても低下できる場合があります。

2005年版食事摂取基準の58ページに「高コレステロール血症者への対応に関する基本的な考え方」が記載してあります(2010年版ではスペースの関係で除かれました)。詳しくはこの章を参考にしてください。

江崎治


栄養 ]
Requested and Answered by ゲスト on 26-Jul-2011 16:13 (6272 reads)
枝豆にもイソフラボンは含まれていますが、その含有量は大豆に比べて著しく低いです。大豆には約2.5 mg/gのイソフラボンが含まれていますが、枝豆には約0.1 mg/gしか含まれていません(J. Nutr. 130:2243-2250, 2000)。イソフラボンの含有量は、大豆の成熟に伴い増えるようです。
石見佳子


栄養 ]
Requested by ゲスト and Answered by ゲスト on 12-Sep-2011 09:34 (5057 reads)
確かに、基礎代謝に関しては、何種類か、全く異なる数値を見かけますね。


どれが正しいと断言することはできませんが、
お知らせいただいたような、特に国内でよく見かける数値は、
文献の孫引きが繰り返されてきたもので、
どのようにしてそうした数値が出てきたかが明確ではありません。




基礎代謝量の内訳として、国際的によく引用される数値は、
以下の文献に引用されている、下記のような数値です。

Gallagher D, et al. Organ-tissue mass measurement allows modeling of REE and metabolically active tissue mass. Am J Physiol Endocrinol Metab 275: E249-E258, 1998.
https://ajpendo.physiology.org/content/275/2/E249.long


表.安静時における臓器別エネルギー消費量.
重量(kg) 代謝率(kcal/kg/day) 代謝量の割合(%)
骨格筋 28     13           21.6
肝臓  1.8    200           21.3
脳   1.4    240           19.9
心臓  0.33   440            8.6
腎臓  0.31   440            8.1
脂肪組織 15    5            4.0
その他 23.16   12           16.5
計   70                100.0


各臓器の重量としては、"Reference man"という、
解剖結果に基づく白人男性の標準値が用いられています。
Snyder WS, et al. Report of the Task Group on Reference Man. Oxford, UK: Pergamon, 1975.


各臓器の代謝率は、様々な報告の結果をまとめた、
以下の文献から引用されています。
Elia M. Organ and tissue contribution to metabolic rate. In: Energy Metabolism: Tissue Determinants and Cellular Corollaries, edited by JM Kinney and HN Tucker. New York: Raven, 1992, p. 61\x{2013}80.



日本人の結果は含まれていませんが、
・方法論がしっかりした結果を用いていること
・根拠がはっきりしていること
から、この結果を用いるのがベストだと思います。


田中茂穂


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