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クエン酸やオルニチンについて

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前の投稿 - 次の投稿 | 親投稿 - 子投稿なし | 投稿日時 2014/2/24 20:42
ANDY 
返信ありがとうございました。
返事が遅くなり申し訳ありません。

エビデンスが確立されてないという貴重な情報をありがとうございます。

これから管理栄養士として働く中で、メディアなどに惑わされず、根拠のある情報を住民の方に伝えていけるよう、いっそう勉学に励みたいと思います。

ありがとうございました。
投票数:46 平均点:3.48
前の投稿 - 次の投稿 | 親投稿 - 子投稿なし | 投稿日時 2014/1/29 17:45 | 最終変更
石見佳子 
クエン酸については、疲労回復効果や筋肉や神経の疲労予防によいとする効果などが謳われていますが、調べたところヒトでの有効性については、信頼できる十分なデータはありません。オルニチンについては、健康な成人男性22名 (平均37.23歳、試験群11名) を対象とした二重盲検プラセボ比較試験において、L-オルニチンとL-アルギニンの等量混合物をウエイトトレーニングと併用して4 g/日 (L-オルニチン2 g含有) 、5日間摂取させたところ、筋力と除脂肪体重が増加し、尿中ヒドロキシプロリン値が低下したという報告があります( https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/2770269?dopt=Abstract )。また、17人の健常人 (男性8名、女性9名、平均40.9歳) を対象とした二重盲検クロスオーバープラセボ比較試験において、L-オルニチン (L-オルニチン塩酸塩) 2 g/日を7日間摂取させたところ、血中脂質代謝の促進が認められ、さらに8日目に6 g/日を経口摂取させ、肉体運動を負荷したところ、血中アンモニアの増加抑制、回復後の主親的疲労感の低下、女性における運動パフォーマンスの低下抑制が認められたという報告もあります( https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/19083482?dopt=Abstract )。しかし、ヒトにおける有効性については、現在のところ科学的根拠が不十分であり、現時点ではオルニチンの摂取が疲労回復に有効であると結論できません。動物試験では、オルニチンの摂取によって、血中アンモニア濃度の上昇が抑えられ、運動持久力が向上する傾向があるとのことですが、論文化はされていないようです。
投票数:43 平均点:3.02
前の投稿 - 次の投稿 | 親投稿 - 子投稿なし | 投稿日時 2014/1/29 11:39
ANDY 
管理栄養士専攻の大学生です。

クエン酸、オルニチンが多く含まれている商品をみて疑問に思ったことなのですが、これらを多く摂取すると何故疲労回復などに繋がるのか教えてください。


クエン酸やオルニチンがTCA回路やオルニチン回路の重要な中間体であるということは理解できています。

中間体であっても体内に摂取する絶対量は増えるのでむしろ体への負担が大きくなるようにも考えられます。

また、吸収される前に各消化管で消化を受けることも考えると納得のいく答えにたどり着けません。

なるべく合理的に教えて頂けると嬉しいです。
投票数:29 平均点:4.83

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