医薬基盤研究所(NIBIO)のお知らせ
微細粒子の吸入によるアレルギー性炎症の発症機構を解明-PM2.5や黄砂によるアレルギー性炎症の新治療法開発に期待-
2016年12月21日
国立研究開発法人 医薬基盤・健康・栄養研究所 アジュバント開発プロジェクト 石井健 上席研究員(大阪大学免疫学フロンティア研究センター 特任教授兼務)及び黒田悦史 客員研究員(大阪大学免疫学フロンティア研究センター 特任准教授兼務)らの研究グループは、微細粒子の吸入によるアレルギー性炎症の発症機構を解明しました。
今後、微細粒子によって誘導される免疫刺激因子をコントロールすることによって、PM2.5や黄砂によって引き起こされるアレルギー性炎症の新規治療法の開発が期待されます。
本研究成果は、米国の科学雑誌『Immunity』にオンライン掲載(12月20日付け)されました。
本研究の詳しい内容はこちら 大阪大学免疫学フロンティア研究センターホームページ