医薬基盤研究所(NIBIO)のお知らせ
「慢性閉塞性肺疾患(COPD)の増悪に関与するタンパク質を同定-COPD増悪の新たな診断法や治療法の開発に道-」の掲載について(総括研究代表者:谷口直之(理化学研究所・基幹研究所・グループディレクター))
2013年3月22日
独立行政法人医薬基盤研究所(NIBIO)の先駆的医薬品・医療機器研究発掘支援事業(旧保健医療分野における基礎研究推進事業)の支援による研究成果として、谷口直之グループディレクター(理化学研究所・基幹研究所)及び木田厚瑞特任教授(日本医科大学)らの研究グループは、マクロファージや好中球などの自然免疫細胞で作られ、COPDの増悪に関わる細菌の糖鎖構造を認識・接着するタンパク質「Siglec-14」の有無が、COPDの増悪の起こりやすさに関与することを明らかにしました。
本研究成果がスイスの科学雑誌「Cellular and Molecular Life Sciences」に掲載されましたのでお知らせします。
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<本成果は、以下の事業・研究プロジェクトによって得られました>
事業名
先駆的医薬品・医療機器研究発掘支援事業
研究プロジェクト名
慢性閉塞性肺疾患(COPD)の増悪に対するグリコサミノグリカンを用いた新規治療法の開発に関する研究【プロジェクトID:10-11】
総括研究代表名
谷口直之(理化学研究所・基幹研究所・グループディレクター)
研究期間
平成22年度~平成26年度