食生活指針

食生活指針は、2000(平成12)年3月に当時の文部省、厚生省、農林水産省が共同で策定した。
本指針は、日本の食生活は豊かになったものの、栄養バランスの偏りや、食料資源の浪費等の問題が生じてきていることから、健康で豊かな食生活の実現を目的に、食料生産・流通から食卓、健康へと幅広く食生活全体を視野に入れ作成された。
そのため内容は、生活の質(QOL)の向上を重視し、バランスのとれた食事内容を中心に、食料の安定供給や食文化、環境にまで配慮したものになっている。
食生活指針策定後、食育基本法の制定、健康日本21(第二次)の開始など、食生活に関する幅広い分野での動きがあったことを踏まえ、2016(平成28)年に改定された。
また、食生活指針を具体的な行動に結びつけるものとして、食事バランスガイドが作成された。
食生活指針以前は、「健康づくりのための食生活指針」として、食生活改善の目安がまとめられていた。

食生活指針

食生活指針
https://www.mhlw.go.jp/file/06-Seisakujouhou-10900000-Kenkoukyoku/0000129379.pdf(2021.10.21利用)

<出典/参考資料>

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