費用効用分析

費用効用分析(Cost-utility analysis)は費用対効果を評価するための手法の1つで、効果の指標に効用を使用する。保健医療分野では、質調整生存年(Quality-adjusted life years: QALYs)を評価指標として用いることが多く、患者の生活の質(Quality of life, QOL)や病態の評価までを効果として評価している。
補足)経済学でいう効用とは、個人が財やサービスを消費することによって得ることができる満足の度合いである。

<出典/参考資料>

  • ・津川友介.世界一わかりやすい「医療政策」の教科書.東京:医学書院. 2020.
  • ・福田敬.医療経済評価手法の概要.保健医療科学2013; 62 ;584-589.
  • ページトップに戻る