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インスリン感受性の改善と空腹時血糖・HbA1c

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前の投稿 - 次の投稿 | 親投稿 - 子投稿なし | 投稿日時 2009/7/1 11:01 | 最終変更
江崎治 
定期的な運動の期間が重要だと思われます。糖尿病のリスクで最大のものは肥満(過去、BMI35)で相対危険は40程度ですが、運動習慣のないことも相対危険で1.5-2程度あります。

少ない運動でも全く運動を行わないことに比べ、糖尿病罹患率が減少することを示す大規模観察研究が米国でなされています。しかし、観察期間は8-10年程度で長期に渡り、短期間(1年間程度?)だと認められない可能性があります。

急性の運動の糖代謝改善効果は1-2日です。又、HOMA-IRは肝臓でインスリン抵抗性の指標で、糖尿病はインスリン分泌能、筋肉でのインスリン感受性、肝臓でのインスリン抵抗性の総合的な指標であり、HOMA-IRで効果認められても、Hb-A1cに大きな変化を与えないことはあり得ます。
投票数:40 平均点:5.50
前の投稿 - 次の投稿 | 親投稿 - 子投稿なし | 投稿日時 2009/6/30 22:24
井本貴之 
運動習慣の改善により、HOMA?Rに示されるインスリン感受性は高まったものの、結果として空腹時血糖・HbA1cに変化が表れないことはありえますでしょうか?
また、そのようなエビデンスはありますでしょうか?

横断調査で、運動習慣を3段階(多・中・少)に分別し、健診データの異常値の出現オッズ(少を1として)を比較したところ(喫煙・食事・飲酒・年齢の要因を除去)、内臓脂肪積、HOMA-R、 TG,TC LDL、HDLでは有意に1以下であったのに対して、FBS、HbA1cでは有意な結果が示されませんでした。その解釈に苦慮しているところです。お知恵を拝借頂けましたら幸甚に存じます。 なお、FBS、HbA1cにおいては、加齢・喫煙が影響を及ぼす因子でした。
投票数:38 平均点:5.53

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