Re: インスリン感受性の改善と空腹時血糖・HbA1c
江崎治
定期的な運動の期間が重要だと思われます。糖尿病のリスクで最大のものは肥満(過去、BMI35)で相対危険は40程度ですが、運動習慣のないことも相対危険で1.5-2程度あります。
少ない運動でも全く運動を行わないことに比べ、糖尿病罹患率が減少することを示す大規模観察研究が米国でなされています。しかし、観察期間は8-10年程度で長期に渡り、短期間(1年間程度?)だと認められない可能性があります。
急性の運動の糖代謝改善効果は1-2日です。又、HOMA-IRは肝臓でインスリン抵抗性の指標で、糖尿病はインスリン分泌能、筋肉でのインスリン感受性、肝臓でのインスリン抵抗性の総合的な指標であり、HOMA-IRで効果認められても、Hb-A1cに大きな変化を与えないことはあり得ます。
少ない運動でも全く運動を行わないことに比べ、糖尿病罹患率が減少することを示す大規模観察研究が米国でなされています。しかし、観察期間は8-10年程度で長期に渡り、短期間(1年間程度?)だと認められない可能性があります。
急性の運動の糖代謝改善効果は1-2日です。又、HOMA-IRは肝臓でインスリン抵抗性の指標で、糖尿病はインスリン分泌能、筋肉でのインスリン感受性、肝臓でのインスリン抵抗性の総合的な指標であり、HOMA-IRで効果認められても、Hb-A1cに大きな変化を与えないことはあり得ます。
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インスリン感受性の改善と空腹時血糖・HbA1c
(井本貴之, 2009/6/30 22:24)
- Re: インスリン感受性の改善と空腹時血糖・HbA1c (江崎治, 2009/7/1 11:01)