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Re: ビタミンB1の抗神経炎作用

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なし Re: ビタミンB1の抗神経炎作用

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前の投稿 - 次の投稿 | 親投稿 - 子投稿なし | 投稿日時 2016/9/14 13:40
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担当研究室からの回答です。(管理人)

ビタミンB1は糖質からエネルギーが産生される際にピルビン酸脱水素酵素などの補酵素として作用しており、ビタミンB1が低下すると、糖質からのエネルギー産生が影響を受け、細胞のATP産生が低下して細胞機能が障害されます。グルコースをエネルギー源として利用している神経組織では特に影響を受けやすく、それで神経症状が出やすいと説明されています。また、ビタミンB1が減少するとグルタミン酸のトランスポーターの減少によりグルタミン酸による興奮性神経毒性を介して神経障害が発生するという説明、活性酸素が生成されて神経障害が発生するという説明もあります。いくつかの教科書をみましたが、明確な記述は見当たりませんでした。
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