Re: 自転車エルゴメータによる身体活動量
田中茂穂
ご指摘の通り、自転車の場合は、歩行の場合と違って、若干複雑です。
例えば、同じ50Wでも、体重が多い人は、若干エネルギーが大きくなります。
ただし、仕事量は同じであるので、基本は安静時分の違いだけです。
ACSM(アメリカスポーツ医学会)は、自転車こぎの酸素摂取量(VO2)について、以下のような推定式を提示しています。
VO2(mL/kg/min)=1.8(mL/kg/m)×負荷(kg・m/min)÷体重(kg)+3.5(mL/kg/min)
VO2は、エネルギー消費量とほぼ比例します。
左辺は体重当たりですが、右辺の第一項は”÷体重”となっており、ある負荷量(ワット)に対して、
「体重当たりのVO2は、体重が大きくなれば小さくなる」
傾向があることを示しています。
尚、右辺の第2項は、安静時分です。
つまり、
「同じ負荷の場合、体重が大きいほど、安静時の分だけエネルギーが大きくなる」
ことを示しています。
例えば、同じ50Wでも、体重が多い人は、若干エネルギーが大きくなります。
ただし、仕事量は同じであるので、基本は安静時分の違いだけです。
ACSM(アメリカスポーツ医学会)は、自転車こぎの酸素摂取量(VO2)について、以下のような推定式を提示しています。
VO2(mL/kg/min)=1.8(mL/kg/m)×負荷(kg・m/min)÷体重(kg)+3.5(mL/kg/min)
VO2は、エネルギー消費量とほぼ比例します。
左辺は体重当たりですが、右辺の第一項は”÷体重”となっており、ある負荷量(ワット)に対して、
「体重当たりのVO2は、体重が大きくなれば小さくなる」
傾向があることを示しています。
尚、右辺の第2項は、安静時分です。
つまり、
「同じ負荷の場合、体重が大きいほど、安静時の分だけエネルギーが大きくなる」
ことを示しています。
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自転車エルゴメータによる身体活動量
(ゲスト, 2008/9/23 16:35)
- Re: 自転車エルゴメータによる身体活動量 (田中茂穂, 2008/9/24 22:16)