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栄養調査関連論文集
4  標準化のための手法開発

国民栄養調査のデータ処理過程における過誤とその対策

表1 過誤の種類と過誤の回避の方法

       過誤の種類  頻度(過誤件数
全体を 100%として)
    手作業
照合法
過誤の回避の
方法 #
 コンピュータ入力
プログラム
過誤検出
プログラム法
A.食品番号に関する過誤              
a) 記入漏れ
5.9  
b) 存在しない食品番号へのコード化
0.8  
c) 存在する他の食品番号へのコード化
             
1) 該当する食品番号が『食品番号表』に存在するもの
             
1> 類似の食品へのコード化
4.6   ×
2> 類似の食品番号へのコード化
3.8   ×
3> 全く関係ないものへのコード化
14.3   ×
2) 該当する食品番号が『食品番号表』に存在しないもの
             
“置き換え”の基準があるもの
9.7   ×
“置き換え”の基準があるものないもの
13.9   × ×
B.摂取量に関する過誤                 
a) 摂取量の記入漏れ
4.2  
b) 摂取量記載方法の過誤1(主に粉末茶)
1.3  
c) 摂取量記載方法の過誤2(主に外食)
2.1  
d) 摂取量の範囲逸脱
24.1  
C. 案分比率に関する過誤                 
a) 案分比率の記入漏れ
5.9  
b) 案分比率の桁数超過
4.6  
D.行全体の脱落 4.6   ×
過誤の期待回避率 $ --   64.6 36.9 81.0

注) # ○:ほぼ全例回避可能、△:場合により回避可能、×:回避不可能
  $ ○は100%、△は50%、×は0%回避可能と仮定した場合の回避率

〔出典:日本栄養・食糧学会誌 1998;51(2): 57-65.〕

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