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スポーツ栄養:疲れた時や運動前後に

作・管理人:2002/11/11


【質問】 つかれをとる時、運動をする前、した後などにどのような食材を食べればよいのでしょうか?

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【解答】 激しい運動を長時間することによって、食事で摂ったエネルギーの元となる炭水化物(筋肉中のグリコーゲン)がほとんど使われてしまいます。これが失われることで、運動を継続ができなくなり疲労の原因となります。疲労回復に役立つ食材とは、ずばり、炭水化物(ごはん、パン、めん類、いも類)です。このエネルギー源は毎回の食事をしっかりすることで、体にある程度蓄積されます。蓄積が大きければ、運動も長く続けれられるので、疲れも遅くやってくるでしょう。運動後には、また、なくなったエネルギー源を補充するためにしっかり食事をすることが大切です。このとき、炭水化物ばかりではなく蛋白質(肉、魚、卵、大豆製品(豆腐、納豆))も一緒にとると、より蓄積が多くなります。
 蛋白質のほかに、かんきつ系の果物(レモン、オレンジ)を一緒に摂ります。これらはジュースとして摂ってもよいでしょう。また豚肉、ハム、うなぎ、豆腐などに含まれているビタミンB1は、たくさんとった炭水化物が運動のエネルギーに変わるときに必要不可欠なものなので積極的に摂りましょう。(MH)



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