【解答】 カゼインというのは、乳汁中に含まれるたんぱく質の一種です。牛乳には多量に入っていますが、人の母乳にも含まれています。きわめて巨大なたんぱくで、α(アルファ)型とかβ(ベータ)型などさまざまな型が知られています。通常ギリシャ語の型名がつけられていて、k(カッパー)型もあります。
カゼインは、自然に植物中などで作られるということはありませんが、精製したものを食品中に添加することはあります。k1型というのは、よくわかりませんでした。カッパ型のことかもしれません。
なお、ご質問中のL型D型は、ヤクルトに入っている、乳酸菌のLactobacillus casei シロタ株のことだと思います。L.カゼイ シロタ株というのは、頭文字のLを略記したものです(細菌の名称は長いのでこのように表記する慣習があります)。
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