HOME › お知らせ › 【名寄市・基盤研主催】薬用植物フォーラム2014を開催しました!

お知らせ

【名寄市・基盤研主催】薬用植物フォーラム2014を開催しました!

2014年7月16日

201407121.jpg

 本所の薬用植物資源研究センターは薬用植物に関する国内唯一の総合研究施設であり、当センター北海道研究部(以下、「北海道研究部」という。)ではその土地柄を生かし、寒冷地に育成する薬用植物資源を収集、保存するとともに、薬用植物の栽培技術や優良品種の育成について研究しています。
 今年は、北海道研究部が国立衛生試験所北海道薬用植物栽培試験場として開設されてから50年になることを記念し、北海道名寄市及び本所主催で、去る7月11日に名寄駅前交流プラザ「よろーな」にて「薬用植物フォーラム2014」を開催しました。
 当該フォーラムでは、薬用植物を取り巻く国内の情勢、北海道における薬用植物の栽培状況等を主題とした8テーマの発表を実施し、研究発表会の会場には、大学教員、製薬企業社員、薬剤師の方々をはじめとして169名もの方が御来場くださいました。

当日のプログラムはこちらから御覧いただけます。 

 201407122.jpg 

 また、翌12日には、午前中に北海道研究部にて薬用植物の観察会を開催し、午後からは名寄駅前交流プラザ「よろーな」にて市民講座を開催しました。
 観察会では、北海道研究部にて品種開発したシャクヤク「北宰相」及び「べにしずか」、並びにハトムギ「北のはと」をはじめとする多種多様の薬用植物を御覧いただきました。

 また、王子ホールディングス株式会社の御協力によりキハダ及びホオノキの皮むきの実演、実習を実施するとともに、独立行政法人農研機構北海道農業研究センターの村上則幸氏によるカンゾウの連続収穫作業を御見学いただいたところ、119名もの方々が参加してくださいました。  2014071201.png「漢方」「健康」「美容」をテーマとした市民講座では、本所薬用植物資源研究センターの川原信夫センター長が「生活に密着した身近な薬用植物、生薬、漢方薬」と題して講演する等し、市民講座全体を通して105名の方々がお越しくださいました。

201407125.jpg11日のフォーラムの様子は、地元の北海道新聞、北都新聞及び名寄新聞(7月12日)にも掲載されました。

一覧へ戻る

このページの先頭へ