「医薬基盤研究所NMR･DBワークショップ2012～LC-NMR/MSと薬用植物総合情報データベース～」開催のご案内

2012年7月 5日

　近年、医薬品の品質及び安全性の管理として、原薬等の不純物プロファイルを明らかにすることが強く求められています。医薬基盤研究所では、医薬品開発支援のため、液体クロマトグラフ質量分析装置付きのNMR装置（LC-NMR/MS）を有しています。この装置は、マススペクトルと同時に、NMRスペクトルを取得することができ、通常のHPLCのクロマトグラムではできない未知不純物の同定を行うことができます。さらに、高分解能NMRであるため、生体内高分子の立体構造などの情報を得るなどの使い方も可能です。
　また、当所　薬用植物資源研究センター保有の薬用植物等について、その特性、成分等の情報をデータベース化し、ホームページにおいて2010年3月より公開（http://wwwts9.nibio.go.jp/mpdb.html）していますが、さらに、漢方薬に使用される薬用植物の総合データベースを現在新たに構築しているところです。
　今回実施するワークショップでは、当研究所で所有するLC-NMR/MS装置と薬用植物総合データベースについて、それらの使用方法の実演も含め詳しく解説を行います。
　関係者各位におかれましては、大いに役立つ内容となっておりますので、実験棟の部屋の広さから、人数に限りはありますが、多数ご参加下さいますようご案内申し上げます。

日　時：（1日目）平成24年8月30日（木）　10:00～17:00
　　　　（2日目）平成24年8月31日（金）　10:00～15:30
　　　　両日とも受付は9:30から
場　所：（独）医薬基盤研究所（大阪府茨木市彩都あさぎ7-6-8）
　　　　大阪モノレール彩都線「彩都西」駅下車徒歩10分（下記図参照）
主　催：独立行政法人　医薬基盤研究所
参加費：無料
定　員：25名程度　申し込み順でお受け付けいたします（8月24日締切）ので、お早めにお申し込みください。（講演のみご希望の場合には、更に20名程度受付可能）
申　込：名前、所属、住所、E-mailアドレス、電話番号、実習希望か講義のみ希望かを記載の上、下記E-mail（又はFAX）にてお申込み下さい。
宛　先：独立行政法人　医薬基盤研究所　戦略企画部
　　　　 (TEL:072-641-9832､FAX:072-641-9821､E-mail:h-120830nmr@nibio.go.jp)
　　　　詳細プログラムはこちら（ＰＤＦ）

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