事業情報詳細

山形県 村山保健所 健康増進担当

小学校等とスーパーマーケットとの連携による体験型食育推進事業 〜スーパーアドベンチャー〜

【団体情報】

団体名 山形県 村山保健所 健康増進担当
住所 〒 990 - 0031
山形県山形市十日町1丁目6−6
電話 023−627−1357(内線251) FAX 023−622−0191
ホームページアドレス https://www.pref.yamagata.jp/
団体区分 都道府県保健所 人口区分 30万人以上
食育の主たるとりまとめ担当 その他 >> (産業経済企画課)
団体全スタッフ数 6 人 左記のうち管理栄養士・栄養士数 4 人

【事業情報】   (データ公開/更新日:2010/06/14) 

事業名 小学校等とスーパーマーケットとの連携による体験型食育推進事業 〜スーパーアドベンチャー〜
事業課題
・QOLの向上(「心の豊かさ」、「豊かな人間性を育む」などを含む
・栄養状態の改善、知識・態度の習得や行動変容、望ましい食習慣の形成
・食環境づくりの推進

事業内容の要約

背景 ・国民健康・栄養調査,県民・健康栄養調査の結果から,肥満・糖尿病など,若年期からの生活習慣病有所見者の割合が増加している。
・野菜摂取量の不足や,若年者の朝食欠食率の上昇などがみられる。
ねらい・目標 ・体験型の食育事業を実施し,児童の「食」への関心を醸成する。
・小学生から適切な食習慣を身につけ,自らの健康管理を将来にわたって実践していくことを目指す。
・児童を通し保護者への食育の動機付けを行う。
・地域のスーパーマーケットと連携した食育の推進をはかる。
実施内容 対象:小学校3年生(1回あたり 〜30名程度)
会場:社員食堂など,児童が座って学習できるスペースを有するスーパーマーケット。
時間:10時〜11時30分
内容:@講義(三色食品群,食事バランスガイド)
A買物ゲーム(「緑色の濃い野菜」「内側と外側の色の違う野菜」「山形県でとれる野菜」の指定された3つの野菜を売り場で探し,600円以内で購入。)
B調理実習と試食(火や包丁を使わずに簡単にできる料理の実習と試食)
C三色食品群ミニテスト
社会科や総合学習の時間にスーパーマーケット等の見学を行う,小学校3年生を対象として実施。座学のみではなく,体験型の学習とした。
アプローチ方法 ポピュレーションアプローチ 実施期間 平成 19年 5月 〜 平成 21年  11月

対象

年齢層 小学生, 
性別 すべて
予算
都道府県, 
従事者
管理栄養士・栄養士,  保健師, 
連携協力者
市区町村(保健担当),  市区町村(保健担当以外),  都道府県(本庁保健担当),  都道府県(保健担当以外),  小学校,  食生活改善推進員,  食品小売関係者, 

事業の評価
|主な指標 |

評価指標@ 指標 三色食品群の理解度
方法・時期 講義(三色食品群・食事バランスガイド),買物ゲーム,調理実習・試食終了後に「三色食品群ミニテスト」の用紙を配布。三色食品群の各色に入る食品を1つずつ記入してもらい,回収,集計を行い,正解率を評価指標とした。
数値目標 なし
指標の状況
(結果)
平成21年度 三色食品群ミニテスト正解率(各色毎)
(参加者 25クラス 644名中,20クラス499名に実施)
黄色…91.6%
赤色…98.2%
緑色…99.2%
比較対照 平成20年度三色食品群ミニテスト正解率(各色毎)
(参加者 33クラス 925名中,13クラス 369名に実施)
※年度途中より実施
  黄色…91.9%
  赤色…97.6%
  緑色…98.4%
評価指標A 指標 食に関する意識
方法・時期 日程終了後「楽しかったこと」「わかったこと」を記入するアンケート用紙(自由記載)を配布。帰校後に記入してもらい,後日回収した。
数値目標 なし
指標の状況
(結果)
食事バランスの大切さに気付いたり,食材や調理に興味をもつなど,食生活への関心の向上がみられた。また、家族にも教えてあげたい,家でも料理をつくってみた,など家庭への波及効果があったと考えられた。
比較対照 なし
評価指標B 指標 参加小学校数
方法・時期 参加小学校数の把握
数値目標 なし
指標の状況
(結果)
21年度 13小学校,25クラス,644名参加  
比較対照 過去2年間の実績
19年度  8小学校,16クラス,480名参加
 20年度 14小学校,33クラス,925名参加
(20年度より実施市を拡大)
達成度総合評価
(この事業は目標を達成したと思いますか?)
そう思う
今後の課題 ・三色食品群ミニテストを事業前後に実施し,理解度の変化を見る必要がある。しかし,1時間半という短い日程の中で行うのは困難である。
・市町村,団体等が食育事業を展開するうえで参考となるよう,事例集を作成,事業を支援し,食育の推進をはかる。
・21年度をもって事業終了となるが、参加児童の食生活に関する意識調査等、追跡調査を検討中である。
他施策との関係 健康増進計画,  食育推進計画, 
重点活動内容
・メタボリックシンドロームに関する理解促進
・食事バランスガイド等の活用
・野菜類摂取量を増やす支援
・朝食欠食率(喫食率)の改善
参考資料

事業詳細
 
自由記載 5 A DAY食育体験ツアー(5 A DAY協会)を参考とし、5 A DAY食育教材を活用させていただいた。

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