事業情報詳細
熊本県健康づくり推進課
親子健やか生活習慣定着事業
【団体情報】
団体名 | 熊本県健康づくり推進課 | ||
住所 | 〒 862 - 8570 熊本県熊本県熊本市水前寺6丁目18番1号 |
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電話 | 096−333−2252 内線(ダイヤルイン) | FAX | 096−383−0498 |
ホームページアドレス | https://www.pref.kumamoto.jp/site/kenkououen/ | ||
団体区分 | 都道府県本庁 | 人口区分 | 30万人以上 |
食育の主たるとりまとめ担当 | 食の安心・安全担当 | ||
団体全スタッフ数 | 6 人 | 左記のうち管理栄養士・栄養士数 | 1 人 |
【事業情報】 (データ公開/更新日:2010/06/15)
事業名 | 親子健やか生活習慣定着事業 | ||||||
事業課題 |
・QOLの向上(「心の豊かさ」、「豊かな人間性を育む」などを含む ・栄養状態の改善、知識・態度の習得や行動変容、望ましい食習慣の形成 ・推進体制の整備 |
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事業内容の要約 |
背景 | 子どもの生活習慣が社会環境の変化に強く影響されることから、生活習慣病の低年齢化や、切れやすい子どもの出現等、身体のみならず精神・心理面にまで及んでいる。また、子どもの親世代である青壮年期においても、不適切な食生活や運動不足による肥満者の割合が増加しており、家庭における生活習慣の改善が必要となっている。そこで、県では家族の健康状態や生活習慣状況を把握し、親子の生活習慣予防の方策を学校及び地域とのパートナーシップにより樹立する。 | |||||
ねらい・目標 | 小学5年生又は6年生とその親に対して、ヘルスプロモーションの理念に基づき、食生活と運動の両面から生活習慣病予防のためのアプローチを実践し、親子の健やかな生活習慣の定着を図る。 | ||||||
実施内容 | 目的:親子ワークショ(1)親子の生活習慣病対策に関する研修会の開催(県庁主管課) 目的:平成19年度に実施した子どもの生活習慣病予防事業の成果と課題をもとに保健事 業及び保健指導マニュアルを作成し、親子の生活改善につながる事業展開を支援するため の研修を行う。 対象:保健所担当者、市町村保健師及び管理栄養士、保健指導実践者等 内容:保健事業企画及び保健指導技術に関する研修 (2)親子健やか生活習慣定着戦略会議の開催(各保健所) 目的:地域の子どもの健康づくりに携わる関係者及び地域住民等が、地域の子どもが抱え る生活習慣の問題を家庭環境の面から明らかにし、親子で改善するための方策を検討す る。 対象:会議委員構成例【学識経験者、医師会(学校医)、PTA代表、学校栄養職員、小学校長、体育指導員代表、主任児童員代表、食生活改善推進員代表、養護部会代表、市町村(町民課、教育委員会)、県(保健所、教育事務所)等】 内容:事業対象者の選定に関する意見交換、親子ワークショップの企画・評価の確認、生活改善効果の検証、地域における支援方策の検討等 (3)親子で生活習慣病予防事業の実施(各保健所) 1)親子で楽しく健康づくりコース(親子ワークショップ) 目的:親子自身がめざすくらしの姿(QOL)に向け、そのために必要な健康について考え、 自らの生活を振り返り、健康的な生活の実践を支援する。 対象:各保健所管内の小学5年生又は6年生とその親 *地域の小学校クラス又は地域子ども会、保護者会、スポーツクラブ、集合住宅等の集団を対象に実施する。 内容:3ヶ月以上の期間でグループ支援等により3回実施 2)脱メタボリックコース(個別支援)の実施 目的:肥満又はメタボリックシンドロームが気になる親子に対し、改善するための個別支 援を実施する。 対象:親子ワークショップに参加した親子の中で、メタボリックシンドロームが気になり、 個別支援を希望する親子20組50名程度 内容:親子ドック(健診)の実施 2回 体格検査(身長、体重、腹囲、血圧等)、血液検査(特定健康診査項目に準じる) 個別面接の実施 2回、継続的支援(電話、メール等) 3)事例検討会の実施 ップによるグループ支援と脱メタボリックコースによる個別支援に ついて、保健指導のプロセスを検証し、親子の行動変容を促すための保健指導について検 討する。 対象:保健所担当者、市町村保健師及び管理栄養士、保健指導実践者等 内容:保健指導の評価のためのケーススタディ(2回実施) (4)子ども用生活習慣病予防のための学習教材の開発(県庁主管課) 目的:親子ワークショップ及び個別支援において、子どもにもわかりやすいメタボリック シンドローム及び生活習慣病予防のための学習教材を開発する。 (5)生活習慣病予防プログラム集の作成(県庁主管課) 目的:各地域において実施された親子で生活習慣病予防事業の事例をもとに、ポピュレー ションアプローチとハイリスクアプローチの連携や効果的な保健指導の方法、学習教材の ねらい等をとりまとめ、市町村や学校等への普及を図る。 |
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アプローチ方法 | 両方の組み合わせ | 実施期間 | 平成 19年 4月 〜 平成 22年 3月 | ||||
対象 |
年齢層 | 小学生, 成人@(20〜40歳), | |||||
性別 | すべて | ||||||
予算 |
国, 都道府県, | ||||||
従事者 |
管理栄養士・栄養士, 医師, 保健師, その他, >> (健康運動指導士) | ||||||
連携協力者 |
市区町村(保健担当), 市区町村(保健担当以外), 都道府県保健所, 都道府県(保健担当以外), 小学校, 大学・研究機関, 栄養士会, 医師会, 食生活改善推進員, その他ボランティア, 町内会等自治組織, その他, >> (小学校PTA) | ||||||
事業の評価 |
評価指標@ | 指標 | 適正体重を維持している人の増加 | ||||
方法・時期 | 事業前後に身体計測 | ||||||
数値目標 | あり >> (熊本県健康増進計画 小学生肥満8.4%以下) | ||||||
指標の状況 (結果) |
事業実施後 対象者(小5・6)中等度肥満 6% 対象者(保護者) BMIやせ 11% |
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比較対照 | 事業実施前 対象者(小5・6)中等度肥満 8% 対象者(保護者) BMIやせ 12% |
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評価指標A | 指標 | メタボリックシンドローム予備群、該当者の減少 | |||||
方法・時期 | 事業前後に身体計測及び血液検査 | ||||||
数値目標 | あり >> (熊本県健康増進計画 10%以上) | ||||||
指標の状況 (結果) |
事業実施後 対象者(小5・6)予備群・該当者 10% 対象者(保護者) 予備群・該当者 23% |
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比較対照 | 事業実施前 対象者(小5・6)予備群・該当者 11% 対象者(保護者) 予備群・該当者 29% |
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評価指標B | 指標 | 健康的な生活習慣に改善する人の増加 | |||||
方法・時期 | 事業前後に家族面接及びアンケート調査 | ||||||
数値目標 | あり >> (各圏域で設定) | ||||||
指標の状況 (結果) |
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比較対照 | −−− | ||||||
達成度総合評価 (この事業は目標を達成したと思いますか?) |
現在継続中 | ||||||
今後の課題 | 県下市町村や学校への普及 地域保健と学校保健の連携強化 |
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他施策との関係 | 健康増進計画, 食育推進計画, 自治体の総合計画, | ||||||
重点活動内容 |
・メタボリックシンドロームに関する理解促進 ・運動と食事の両面からのアプローチ ・食事バランスガイド等の活用 |
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参考資料 |
※平成21年度「健康的な生活習慣づくり重点化事業(メタボリックシンドローム予防戦略事業)」総括事業報告 |
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自由記載 | −−− |
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