事業情報詳細

熊本県水俣保健所保健予防課

子どもの食育パートナーシップ事業

【団体情報】

団体名 熊本県水俣保健所保健予防課
住所 〒 867 - 0061
熊本県水俣市八幡町2−2−13
電話 0966−63−4104 FAX 0966−63−3289
ホームページアドレス https://www.pref.kumamoto.jp/site/ashikita-hp/list523-755.html
団体区分 都道府県保健所 人口区分 5万人〜10万人未満
食育の主たるとりまとめ担当 保健福祉担当
団体全スタッフ数 8 人 左記のうち管理栄養士・栄養士数 1 人

【事業情報】   (データ公開/更新日:2010/04/08) 

事業名 子どもの食育パートナーシップ事業
事業課題
・QOLの向上(「心の豊かさ」、「豊かな人間性を育む」などを含む
・栄養状態の改善、知識・態度の習得や行動変容、望ましい食習慣の形成
・食環境づくりの推進
・推進体制の整備

事業内容の要約

背景 「食育」の取組範囲は非常に幅広く、管内における食育は、保健・農林・教育分野でそれぞれ独自に実施されている状況であった。しかし、乳幼児期の成果が学齢期に伝わりにくく、地産地消と健康づくりがかみ合わないなどの課題がある一方で、生活習慣病の若年化や朝食欠食、孤食、食の安全等の課題も社会問題化していた。
ねらい・目標 「ヘルスプロモーションの視点に立った効果的な食育を推進すること」及び「食育に携わる関係機関や地域住民とのパートナーシップを構築すること」をめざした地域に根ざした総合的な子どもを中心とした食育の推進。
実施内容 ・食育連携会議の開催(行政・民間を含めた協働体制の整備)
・子どもの食育実態調査(目標及び課題の共有)
・食育フォーラムの開催(目標及び課題の共有)
・各市町食育計画策定部会の開催
・各市町食育計画推進部会の開催
・水俣・芦北地域食育推進計画(第1次、2次) の策定
・食育事業実施状況調査(計画の進捗管理)
・事業実施に向けた関係機関への支援(子どもの食能力向上支援事業、地域や家庭のサポート強化支援事業、食の安全安心対策支援事業、食環境の整備支援事業、水俣・芦北地域子どもの食育プログラム集の作成、世代交流をとおした地域における食文化の継承事業
・食育に関する研修会開催
・食育普及啓発用パンフレット作成
     
  ※大きな特徴は、「食育の目標設置」「現状把握」「計画策定」「事業実施及び普及啓発」「事業評価」にわたる全てのプロセスにおいて、行政だけでなく他の関係機関・団体との協働のもと推進してきたことである。
 
 
アプローチ方法 ポピュレーションアプローチ 実施期間 平成 15年 8月 〜 平成 21年  3月未定

対象

年齢層 乳児,  幼児,  小学生,  中学生, 
性別 すべて
予算
都道府県, 
従事者
管理栄養士・栄養士,  医師,  保健師,  事務職員,  その他,  >> (芦北教育事務所、芦北地域振興局農林部)
連携協力者
市区町村(保健担当),  市区町村(保健担当以外),  都道府県(本庁保健担当),  都道府県保健所,  国(地方局含む),  保育所・幼稚園,  小学校,  中学校,  大学・研究機関,  栄養士会,  食生活改善推進員,  その他ボランティア,  町内会等自治組織,  マスメディア,  飲食店等関係者,  農林漁業関係者,  食品製造関係者,  食品小売関係者,  その他, 

事業の評価
|主な指標 |

評価指標@ 指標 地域における食育推進体制の整備状況(普及状況)
方法・時期 食育連携会議、各市町食育推進部会(グループインタビュー等)、食育フォーラムアンケート 等
数値目標 なし
指標の状況
(結果)
・食育連携会議の開催
・各市町食育推進部会事務局移行(各市町へ)

比較対照 食育総合窓口が各市町に設置され、より住民に身近な食育推進の体制が整備された。
関係者の食育に対する意識の向上もみられ、事業6年目において、食育推進における各市町を核とした体制が強化できた。
評価指標A 指標 関係機関との連携状況
方法・時期 方法:毎年1回実施する食育実施状況調査
時期:年度末
数値目標 −−−
指標の状況
(結果)
関係機関別に年間の他機関との連携状況を把握することができ、結果は機関ごとに異なる。県は調査実施及び集計等のとりまとめを担う。
比較対照 地域全体としては、特に保育園、小中学校、給食センター、PTA、食生活改善推進員、栄養士会において、平成16年度から現在にわたるの連携状況の伸びが大きい。
評価指標B 指標 【QOL(最終)目標2項目】 ・ふるさとを愛し、誇りに思う子ども ・自然に親しみ、思いやりのある子ども 【健康目標6項目】 ・適正体重・子どもの健康への不安感・子どもの情緒安定・通園通学時の気分・朝の気分 【食生活目標6項目】 ・朝食摂取・偏食・咀嚼・家族そろった食事・薄味料理を好む・郷土料理を好む 【子どもの食能力7項目、周囲のサポート力8項目、食環境の整備8項目】
方法・時期 方法:食育実態調査の実施
時期:平成15年度、19年度
数値目標 あり
指標の状況
(結果)
一部のみ結果を記載。【QOL目標】・ふるさとを愛し、誇りに思う子ども60%(H15)→62%(H19)
・自然に親しみ、思いやりのある子ども89%(H15)→90%(H19)
【健康目標】
・いつも喜んで通園・通学する子ども81%(H15)→84%(H19)
【食生活目標】
・朝食を毎日食べる88%(H15)→92%(H19)
比較対照 長期目標であるQOL目標は5年間で改善はみられなかったが、子どもの食能力、周囲のサポート力、さらに食環境の向上により、食生活目標及び健康目標にも着実な改善がみられた。
達成度総合評価
(この事業は目標を達成したと思いますか?)
そう思う
今後の課題 各市町における食育推進への支援
他施策との関係 健康増進計画,  食育推進計画,  自治体の総合計画, 
重点活動内容
・メタボリックシンドロームに関する理解促進
・運動と食事の両面からのアプローチ
・食事バランスガイド等の活用
・野菜類摂取量を増やす支援
・油の摂取量を控える支援
・朝食欠食率(喫食率)の改善
参考資料 ・芦北地域振興局ホームページに各種資料を掲載。
 
自由記載 −−−

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