食物栄養学専攻の女子大学生20名を対象者として、食品摂取頻度・摂取量調査を1週間間隔で2回実施した(頻度・量調査I、II)。本法は、主に11食品・食品群と3種の料理の摂取回数(/週)及び1回の摂取量(5区分)を朝、昼、夕食別に、また3食品・食品群の摂取回数と1日の摂取量、及び調味料等の摂取状況を尋ねるものである。頻度・量調査IIの終了後、調査IIと対応する7日間についての秤量記録調査(本研究における比較の基準)を実施し、頻度・量法の再現性、妥当性を検討した。なお、頻度・量法による栄養素等摂取量の推定には、重回帰法を用いた。