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[病気]  COVID-19死亡率、60歳以上はインフルエンザの2.5倍
2020.9.3 , EurekAlert より:   記事の難易度 2
  

COVID-19感染による死亡率(IFR)は、年齢、人種、民族、性別によって大きく異なり、高齢者や非白人の患者の死亡リスクは大幅に高くなるという。米インディアナ大学-パデュー大学の研究。

COVID-19の現在の死亡率は、確認された症例から算出されているが、IFRが過大評価されている。地域住民の真のIFRを算出するために、インディアナ大学などの研究者は、州内のランダムサンプルからの有病率の推定値と、インディアナ州全体で確認された、12歳以上のCOVID-19死亡のバイタル統計データを組み合わせて解析した。参加者について、2020年4月25日から4月29日時点でのウイルス感染有無、SARS-CoV-2抗体有無についてを調べた。故人、受刑者、高齢者施設の入所者は除外した。

結果、全体のIFR全体は0.26%であった。40歳未満の人のIFRは0.01%で、60歳以上では1.71%であり、州内の60歳以上の非施設入所者のIFRは、2%未満であることが明らかになった。この割合は、65歳以上の季節性インフルエンザの推定IFR(0.8%)の約2.5倍となる。人種に関しては、白人のIFRは0.18%で、非白人では0.59%だった。、非白人のIFRは白人のそれの3倍以上であり、志望者の平均年齢も5.6歳下であったとのことだ。

出典は『内科学年報』。 (論文要旨)      
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