2020.8.14
, EurekAlert より:
中国・南方医科大学による前向きコホート研究により、COVID-19の症状が重い人ほど、感染者とのより密接な接触によって二次感染していたケースが多いようだ。また無症状感染者との接触による二次感染リスクは限定的である(0.3%)が、重症患者との接触はより高い感染リスク(6.2%)を持つことが示された。なお、公共交通機関や医療機関の利用による二次感染リスクは大幅に少ない(0.1%/1.0%)であることが明らかに。一方で、家庭内の接触は感染リスクが高かった(10.3%)という。このような結果となった要因として、調査期間中は公共の場でのマスク着用が必須であったことや、自宅で過ごす時間が長かったことも考えられるという。
出典は『内科学年報』。 (論文要旨)
|
|