2022.8.22
, EurekAlert より: 
26,000人を超える英国の中年女性を対象とした調査から、菜食主義者は通常の肉食者に比べて股関節骨折のリスクが 33% 高いことが明らかになった。英国リーズ大学の報告。
研究チームは、時折肉を食べる人、ペスカタリアン(魚は食べるが肉は食べない菜食主義者)、菜食主義者の股関節骨折のリスクを通常の肉食者と比較調査した。
リーズ大学で設立された英国女性コホート研究の参加者26,318人の女性(開始時年齢35-69歳)のうち、約20年間に822人の股関節骨折症例が観察された。これは、サンプル母集団の3%強に相当する。喫煙や年齢などの因子を調整すると、菜食主義者が股関節骨折のリスクが高い唯一の食事グループだったという。
この研究は、股関節骨折の発生が病院の記録から確認された、菜食主義者と肉食者の股関節骨折のリスクを比較した非常に数少ない研究の1つであるという。
研究チームは、菜食主義者が股関節骨折のリスクが高い理由の正確な原因について、より多くの研究の必要性を強調している。
出典は『BMC医学』。 (論文要旨)
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