リンクdeダイエット 世界の最新健康・栄養ニュース お問合わせ プライバシーポリシー リンク・著作権等について
ニュース詳細
[病気]  コーヒーは急性腎障害のリスクの低下につながる?
2022.6.14 , EurekAlert より:   記事の難易度 1
  

1日に少なくとも1杯のコーヒーを飲む人は、コーヒーを飲まない人に比べて、急性腎障害のリスクが低いかもしれない、という米国のジョンズホプキンス大学からの研究報告。

研究チームは、1987年に開始された「コミュニティにおけるアテローム性動脈硬化症リスク」研究から14,207人の参加者(平均年齢54歳)のデータを解析した。追跡期間中に1,694件の急性腎障害が記録された。

種々の因子を調整した結果、毎日コーヒーを摂取する参加者は、コーヒーを摂取しない参加者に比べて、急性腎障害を発症するリスクが15%低いことが明らかになった。1日2-3杯コーヒーを摂取する人が最もリスクが低く、摂取しない人に比べて、22-23%低かったという。

「定期的にコーヒーを飲むことは、2型糖尿病、心血管疾患、肝臓病などの慢性および変性疾患の予防に関連していることがすでにわかっています」と主任研究者のキラグ・パリク教授は語っている。「カフェインの健康上のメリットのリストに、急性腎障害のリスクの低下を追加できました。」

出典は『腎臓国際レポート』。 (論文要旨)      
 「病気」 カテゴリ 最近の注目トピック
  超加工食品は男性の大腸がんリスクに関連する  
  人工甘味料と心臓病との関連の可能性を示唆  
  ビタミンDサプリとCOVID-19リスク低下に関連なし  
  低BMIほど朝食欠食とたんぱく尿陽性は強く関係する  
  泌尿器科医によるノコギリヤシについての新声明  
  腸内の免疫細胞、スイッチONには「糖」が必要  
 
翻訳機能ON/OFF選択
ON OFF
自分で探してみよう
最新ニュース(EurekAlert!)
最新文献(PubMed)
最新健康食品文献リスト
関連ページ
国立健康・栄養研究所
健康・栄養フォーラム
健康・体力づくりと
  運動に関するデータベース
栄養調査情報のひろば
「健康食品」の
  安全性・有効性情報