2022.5.19
, EurekAlert より:
レジスタンストレーニングとカロリー制限の組み合わせは、体脂肪の減少に効果的であるようだ、という豪州エディスコーワン大学からの研究報告。
研究チームは、PRISMAガイドラインを使用して、2020年12月までに9つの電子データベースでランダム化比較試験を検索した。メタアナリシスはランダム効果モデルを使用して実行した。
114件の試験(4,184人の参加者)を含む116件の先行研究が見つかった。
解析の結果、レジスタンストレーニングとカロリー制限を伴う介入は、介入なしのグループと比較して、体脂肪率および全身脂肪量を減らすのに最も効果的であることが明らかになったという。
レジスタンスおよび有酸素トレーニングの組み合わせとレジスタンストレーニング単独の場合も、トレーニングなしのグループと比較して、有意な結果が観察された。
筆頭著者のペドロ・ロペス博士候補生は、肥満と闘う人々が体重を減らすために有酸素運動以外の選択肢を持っていることが重要であると述べている。「トレッドミルや自転車は30-40分かかる可能性があるため、不快感を覚える可能性があります。有酸素運動中には全身の体重を支えなければならないため、膝、関節、靭帯などを傷つける可能性があります。」
出典は『肥満学レビュー』。 (論文要旨)
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