2022.4.15
, EurekAlert より:
スーパーや食料品店で健康的な食品の入手可能性を高め、チョコやキャンディを目立たないように配置することは、健康に良い影響をもたらす可能性がある、という英国オックスフォード大学からの研究報告。
研究チームは、英国の3つの主要食料品チェーン店において、健康的な食品の入手可能性、配置、販売促進、表示を含む6つの介入を評価し、入手可能性を高めることで購入が大幅に増加することを発見した。
次に研究チームは、英国の主要スーパーにおいて、イースターまでの7週間に、店内の目立つ場所からのチョコやキャンディの除去という介入を評価したところ、通常の店舗ではイースター前に売り上げが18%増加したが、介入店舗では、有意に低い5%しか増加しなかった。
「現実世界での介入から得られたこれらの結果は、英国で提案されている、健康に有害な商品の目立つ場所での宣伝を制限する法案は、実際に過剰消費の削減に役立つ可能性があるという、有望な証拠を提供するものです」と筆頭著者のカルメン・ピアナス博士はコメントしている。
出典は『プロス医学』。 (論文要旨)
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