2022.4.8
, EurekAlert より:
エクサゲーム(exergaming)はジムに行きたくない人の健康に良い影響を与えるかもしれない。米国ジョージア大学からの研究報告。エクサゲーマーは、彼らの運動レジメンに対して高いレベルの満足と自律性の感覚を感じたことが示されたという。
ワークアウトは楽しいとはいえないかもしれない。しかし、新しいアクティブビデオとバーチャルリアリティゲームはそれを変えるのに役立つかもしれないという。
研究チームは、毎日の身体活動が推奨される1週間あたり150分を下回っている55人(18-24歳)を追跡した。参加者はランダムにエクサゲームに割り当てられるか、従来のエアロビクスクラスに週に3回、6週間参加した。エクサゲームは、Just Dance、Kinect Sports、Zumba Fitness World Partyなどのさまざまなゲームから選択することが可能だった。
この研究では、運動セッション中の身体活動を、加速度計、心拍数モニター、および参加者が自分が運動しているとどれだけ信じているかを測定する尺度を使用して測定した。研究チームはまた、さまざまな尺度を使用して、参加者のワークアウトの楽しさやワークアウトへの動機付けなどを評価した。
伝統的なクラスに割り当てられた個人のほうが、一生懸命運動した。けれども、エクサゲーマーのほうが、より良い時間を過ごしたようだという。
「個人が自律していると感じるとき、彼らは自分で運動したり運動したりする可能性が高くなります」と共著者のサミ・ユリピパリ准教授は述べている。「彼らは自分たちがしていることに所有権を感じ、自分たちでそれをしているので、活動を続ける可能性が高くなります。」
「私は、エクサゲームを足がかりとして見ています。これは正しい方向への第一歩です。特にいかなる種類の運動にも関与していない人々にとって。」
出典は『国際スポーツ運動心理学雑誌』。 (論文要旨)
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