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[病気]  医師らはCOVID-19予防に「ブルーゾーン」食の採用を主張
2022.2.9 , EurekAlert より:   記事の難易度 1
  

オミクロン株が記録的な数の感染症を引き起こし続けていることから、 責任ある医療のための医師の会は、COVID-19の重症度と死亡率を低下させる助けになる可能性のある、植物ベースの食事を採用するよう人々に呼びかけている。

「最も費用効果の高いアプローチであることから、大規模に促進し、日常業務に組み込むべきです」と医師の会の臨床研究ディレクターのハナ・カレオヴァ博士は述べている。「これは、この前例のないときに必要とされるブースターであり、COVID-19を軽減するために実際機能する可能性があります。」

医師らは、COVID-19に対する植物ベースの食事療法の利点を示すいくつかの研究を引用している。ある研究では、健康的な植物ベースの食事によって、COVID-19感染のリスクが9%低く、重度のCOVID-19のリスクが41%低いことが示されているという。別の研究では、COVID-19患者に実質的に曝露した医療従事者で植物ベースの食事をする者は、中等度から重度のCOVID-19のリスクが73%低いことがわかったという。

人々が長く健康的な生活を送る「ブルーゾーン」の1つである日本の沖縄は、COVID-19の植物ベースの食事療法の利点を示すために著者らが提示するもう1つの実例である。食事が主に植物ベースで、サツマイモ、緑の葉野菜、大豆製品が豊富な沖縄は東京に比べて、COVID-19の死亡率がはるかに低いという。

カレオヴァ博士らは、最近医師の会が実施した臨床研究の結果を発表した。その中で、植物ベースの食事は、ワシントンDCの病院労働者が、COVID-19パンデミックの最初の波の間に健康と生活の質を改善するのに役立ったことを発見したという。

出典は『欧州臨床栄養学雑誌』。 (論文要旨)      
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