2022.1.27
, EurekAlert より:
より速い歩行ペースを報告した閉経後女性は心不全を発症するリスクが低いようだ、という米国ブラウン大学からの研究報告。
50-79歳の25,183人の女性のうち、平均追跡期間16.9年の間に1,455件の心不全による入院が記録された。カジュアルなペースで歩いた女性と比較して、平均的なペースまたは速いペースで歩いた女性は、心不全のリスクがそれぞれ27%および34%低かったという。
週に1時間未満の速いペースの歩行は、週に2時間以上の平均的またはカジュアルな歩行と同じ心不全のリスク低減と関連していた。
「本研究は、死亡および他の心血管転帰に対する歩行速度の重要性を実証した先行研究を確証するものです」と主任研究者のチャールズ・B・イートン医師は語っている。「しばしば限られた時間が定期的な運動の障壁とされる中、より短い時間より速く歩くことが、推奨される週150分と同様の健康上の利点をもたらす可能性があります。」
出典は『米国老人医学会雑誌』。 (論文要旨)
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