2021.10.21
, EurekAlert より: 
間欠断食は、通常のカロリー制限と同様、臨床的に有意な体重減少をもたらし代謝の健康を改善する可能性があるようだ、という米国イリノイ大学シカゴ校からの研究報告。
研究チームは、3種類の間欠断食を含む25件以上の先行研究をレビューした。その3種類とは、
1)隔日断食:これは通常、1回の食事で500カロリーを摂取する断食日と交互に行われる御馳走日を含む 2)5:2ダイエット:週に5日間の御馳走と2日間の断食を含む断続的断食の修正版 3)時間制限ダイエット:食事が1日あたりの指定時間内(通常は4-10時間)に制限され、食事期間中のカロリー制限はない
レビューされたすべての形態の間欠断食において、初期体重から1-8%と軽度から中程度の体重減少がもたらされたという。
間欠断食はまた、血圧とインスリン抵抗性を低下させることによって健康に利益をもたらす可能性があり、場合によっては、コレステロールとトリグリセリドのレベルも低下する。食欲調節の改善や腸内細菌叢の前向きな変化など、他の健康上の利点も実証されている。
これは、より伝統的なカロリー制限食の結果と同程度の結果である。
「あなたはあなたの体をだまして少しだけ食べる量を減らすのだ。それが人々が体重を減らしている理由である」と主任研究者のクリスタ・ヴァラディ教授はコメントしている。
出典は『栄養学年報』。 (論文要旨)
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