2021.9.1
, EurekAlert より:
ピーカンナッツの8週間の摂取で、総コレステロール、LDL-コレステロール、中性脂肪が有意に改善された、という米国ジョージア大学からの研究報告。
研究チームは、心血管系疾患のリスクが高い30-75歳の52人を対象にランダムに3群に振り分け、(1)470kcalのピーカンナッツを通常の食事の一部として摂取、(2)通常の食事の同カロリーをピーカンナッツに置換して摂取、(3)ピーカンナッツを摂取しない、として8週間の介入を実施した。
その結果、ピーカンナッツの摂取によって、総コレステロールが平均5%低下し、LDLが6-9%低下することが確認された。また食後中性脂肪は、(1)群で減少し、食後血糖値は、(2)群で減少した。
「ピーカンナッツを食事に加えることで、他の多くのライフスタイル介入と比較して、総コレステロールとLDLがより大きく、より一貫して減少するだけでなく、長期的な健康のためのより持続可能なアプローチになる可能性がある」と主任研究者のジェイミー・クーパー教授はコメントしている。
出典は『栄養学雑誌』。 (論文要旨)
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