2021.7.29
, EurekAlert より:
フレイルのレベルが1年後の生存可能性を予測するようだ、というカナダ・ウォータールー大学の研究。
研究チームは、オンタリオ州で在宅ケアを受け、その後集中治療室(ICU)に入院した2万4千人以上の地域在住高齢者のデータを分析した。
3つの異なる指標でベースラインのフレイルのレベルを分類した結果、フレイルのレベルが1年後の生存に関連していることを発見したという。最もフレイルレベルが高かったICU生存者は、退院後1年生存する可能性が5分の1しかなかった。
「我々の結果は、ベースラインのフレイルが、重篤な疾患の高齢者に対する治療計画とケアに情報を提供する助けになることを示唆している」と筆頭著者のルーク・タルコット博士はコメントしている。
出典は『胸』。 (論文要旨)
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