2021.7.27
, EurekAlert より:
1日6杯以上のコーヒーは、認知症リスクの53%の上昇と関連していた、というサウスオーストラリア大学からの研究報告。
研究チームは、英国バイオバンク参加者17,702名(37-73歳)のデータを解析し、コーヒーの大量摂取が脳の総容量の減少と認知症のリスクの増加に関連していることを発見した。
「考えられるすべての変化を考慮すると、コーヒーの摂取量が多いことは、脳のボリュームが減少することに一貫して関連していることがわかった。基本的に、1日に6杯以上のコーヒーを飲むと、認知症や脳卒中などの脳疾患のリスクにさらされる可能性がある」と筆頭著者のキティ・ファム博士候補生は語っている。
「この研究は、コーヒーの大量摂取と脳の健康に関する重要な洞察を提供しているが、人生の多くのことと同様に、節度が鍵となる」と主任研究者のエリナ・ヒッポネン教授はコメントしている。
出典は『栄養神経科学』。 (論文要旨)
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