2021.6.22
, EurekAlert より:
食事とライフスタイルへの介入でDNAメチル化のバランスをとることにより、わずか8週間で生物学的年齢を3年以上下げられるかもしれない、という米国の機能医学研究所などからの研究報告。
研究チームは、50-72歳の健康な成人男性43人を対象にランダム化比較臨床試験を実施した。8週間の治療プログラムには、食事療法、睡眠、運動とリラクゼーションのガイダンス、および補足的なプロバイオティクスとファイトニュートリエント(植物栄養素)が含まれた。
ゲノムワイドなDNAメチル化分析は、イルミナ・メチレーション・エピック・アレイを使用して唾液サンプルで実施され、DNAmAgeはオンラインのホルヴァートDNAmAgeクロック(2013)を使用して計算された。
食事療法とライフスタイルの介入は、対照と比較してDNAmAgeの3.23年の有意な減少と関連していたという。
「特別な栄養素や食品成分を含む、食事とライフスタイルの実践が選択的にDNAメチル化を変化させるとは、すばらしく興奮させられることだと思う」と筆頭著者のカーラ・フィッツジェラルド博士はコメントしている。
出典は『加齢』。 (論文要旨)
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