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[栄養]  食事と概日時計の変化に影響される健康な脂肪細胞
2021.6.17 , EurekAlert より:   記事の難易度 1
  

生活リズムに合わせて、かつ質の高い食事を摂ることは、健康的な脂肪を維持するために重要であることが、マウスを用いた動物実験で示唆された。米国テキサス大学などによる研究。

脂肪細胞前駆細胞が成熟すると、脂肪組織を構成しエネルギーを脂肪として蓄える脂肪細胞になる。

研究チームは、脂肪細胞前駆細胞が、通常のエネルギー摂取パターンの24時間サイクルを通して、リズミカルに増殖することを発見した。

けれども、食事を高脂肪食に変えたり、通常の摂食パターンを変えたりすると、この前駆細胞の増殖の24時間パサイクルが破壊されることがわかったという。

生活リズムを崩して、高脂肪食を摂ると、健康な脂肪細胞が枯渇し、肝臓や筋肉などの他の器官への過剰な脂肪の蓄積を引き起こす可能性がある。これらの器官への脂肪の蓄積は、2型糖尿病やインスリン抵抗性につながる可能性があるという。

「我々が持っている24時間時計は、健康な脂肪に関して重要であり、可能な限りそれを保護する必要ある」と筆頭著者のアレイス・リバス=ラトレ博士はコメントしている。

出典は『ネイチャー』。 (論文要旨)      
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