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[栄養]  低たんぱく質高炭水化物ダイエットの健康上の利点は、炭水化物の種類によって異なる
2021.6.14 , EurekAlert より:   記事の難易度 1
  

33種類の異なる比率で組み合わせたたんぱく質と異なる由来の炭水化物を含む食事をマウスで試したという、これまでで最大級の実験が豪州シドニー大学で実施された。

その結果、低たんぱく質(エネルギー比率10%)と高炭水化物(70%)の食事が、炭水化物の種類に応じて、最も健康的な、あるいは最も不健康な代謝影響を示すことがわかったという。

すなわち、炭水化物が主に難消化性澱粉(消化に抵抗性があり、腸内細菌によって醗酵される澱粉の一種)で構成されていたとき、低たんぱく質食はすべての食餌の中で最も健康的だった。けれども、炭水化物がフルクトース(果糖)とグルコース(ブドウ糖)の50:50の混合物である場合には、低たんぱく質食が最悪の結果をもたらしたという。

筆頭研究者のジブラン・ワリ博士は、すべての低たんぱく質食が同じではないと述べている。「低たんぱく質-高炭水化物ダイエットは、結腸内の細菌が利用できる炭水化物(レジスタントスターチなど)から最大の健康上の利益を得る設定だが、高度に処理された炭水化物の悪影響を最大化する手段にもなる。」

「食生活を改善したい多くの人々にとって、炭水化物は敵となっている。極端に長期間にわたり事実上それらを食事から取り除く人もいる。我々の結果は、これが間違いである可能性があることを示唆している。高果糖コーンシロップのような特定の種類の炭水化物を減らすこと、しかし、多くの植物性食品に見られる難消化性の炭水化物を避けることは、地球上で最も健康で長寿の人々の食事に含まれる栄養素の利点を失うリスクがある」と共同研究者のデヴィッド・ラウベンハイマー教授は述べている。

「本研究結果は、ケーキ、ピザ、菓子などの食品に近づかないことが最善である理由を説明するのに役立ち、玄米、オート麦、キノアなどの全粒穀物、レンズ豆、豆、ひよこ豆などのマメ科植物、そしてサツマイモ、カボチャなどたくさんの野菜で皿を埋めることを支持するものだ」と栄養士で共同研究者のロシレーネ・リベイロ博士はコメントしている。

出典は『ネイチャー代謝』。 (論文要旨)      
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