米国栄養士会の公式雑誌『栄養食事療法アカデミー雑誌』2021年2月号は、食事とがんの関係、およびがんの転帰を改善させる上で栄養が果たす可能性のある役割に焦点を当てている。がん生存者が健康的な食事を維持する上で直面する障壁と、がんリスクと治療において栄養が果たす可能性のある役割を強調している。

論文は以下の通り：

リーらによる「米国成人がん生存者の食事の質の評価：2005年から2016年の国民健康栄養調査の結果」 (DOI: https://doi.org/10.1016/j.jand.2020.08.086)

キスらによる「がんの放射線療法または化学療法を受けている成人の味覚機能、および栄養管理への影響：系統的レビュー」(DOI: https://doi.org/10.1016/j.jand.2020.08.014)

キーヴァーらによる「世界の乳がん生存者の健康的な食事と身体活動に対する自己申告の変化と認識された障壁：探索的オンライン新規調査の結果」(DOI: https://doi.org/10.1016/j.jand.2020.09.031)

シュルペンらによる「地中海式食事療法の順守と全体的ながん発生率：オランダコホート研究」 (DOI: https://doi.org/10.1016/j.jand.2020.07.025)

グリーンバーグらによる「女性の健康イニシアチブにおけるチョコレート菓子と偶発的浸潤がんリスク：観察的前向き分析」(DOI https://doi.org/10.1016/j.jand.2020.06.014)

クロワジエらによる「骨盤放射線療法を受けている婦人科がん患者の胃腸毒性症状の管理における食物繊維の有効性：系統的レビュー」 (DOI https://doi.org/10.1016/j.jand.2020.08.077)