2021.1.18
, EurekAlert より:
食事の時間を1日の早い時間と遅い時間に限定することで、2型糖尿病の発症リスクが変化するかどうかを調べるための研究計画を説明した、英国サリー大学の研究計画論文。
研究チームは、10週間にわたるユニークな研究を計画している。2型糖尿病の発症リスクが18-65歳の51人が「上昇した/中程度の/高い」対象者51名を、3群に分ける。第1群は、今までの食生活を変えない対照群、第2群は、朝7時から午後3時まで食べ、他の時間は絶食、第3群は、正午から午後8時まで食べ、他の時間は絶食とする。
参加者は、定期的に研究室に行き、血圧、ウエスト径、ヒップ径を測定し、血液と尿検体を提供する。登録栄養士が、専用の視線追跡装置を使って参加者の視線分析から食品の好みの変化を追跡する。
これらの結果を分析することで、食事を1日の早い時間または遅い時間に変更することが2型糖尿病に関連するリスク因子を低減できるかどうかを判断する。
「食事時間の限定は、減量など栄養関連研究で注目度が高まっているが、未回答の問題が多いことから、我々はこの分野の研究に貢献したいと考えてる」と研究者はコメントしている。
出典は『栄養公報』。 (論文要旨)
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