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[栄養]  砂糖が若者の空腹抑制ホルモンに影響を与える
2021.1.4 , EurekAlert より:   記事の難易度 3
  

同量のブドウ糖(血糖)に比べて、ショ糖(砂糖)は、空腹感を抑制するホルモンを減らす効果が強いようだ、という米国サザンカリフォルニア大学ケック医学校からの研究報告。

研究チームは、18-35歳の69名を対象に、ショ糖またはブドウ糖を含む飲料を、別々の日に摂取してもらって、体内のホルモン変化を測定した。

実験の結果、若年成人がショ糖を含む飲料を摂取したとき、同量のブドウ糖を含む飲料を摂取した時と比べて、空腹感を抑えるホルモンの分泌量が少なくなることが明らかになった。同時に、参加者の体重や性別などの個々の特性が、糖に対するホルモン反応に影響を与えることも明らかになったという。

「本研究は、体重、性別、インスリン感受性など種々の特性が、異なるタイプの糖(ショ糖とブドウ糖)に対するホルモン反応にどのように影響するかを示した最初の研究である」と研究者はコメントしている。

出典は『臨床内分泌学・代謝雑誌』。 (論文要旨)      
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