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[病気]  COVID-19パンデミック中の過度のアルコール消費
2020.11.19 , EurekAlert より:   記事の難易度 1
  

飲酒はストレスへの一般的な対処反応であり、米国ではテロや大規模自然災害などの壊滅的な事象の後に増加が観察されている。米国マサチューセッツ州にあるあクリーン病院の専門家らは、パンデミックに直面して増加する飲酒を緩和および削減するための方法についての論説を発表した。

COVID-19のパンデミックは、長く持続し広範囲に及ぶため、社会的混乱と孤立が広がり、社会的支援と医療へのアクセスが制限され、国内および世界の経済に悪影響を与えており、国民全体の飲酒も増加している。

「この記事が、飲酒に対するパンデミックの影響に注意を喚起し、この知られざる公衆衛生上の懸念に対する緩和アプローチを提供することを願っている」と共著者のドーン・シュガーマン博士は述べている。

この記事は、飲酒をせずにストレスと不安を管理すること、外出制限中は安全な範囲内で飲むこと、そして個人が自分自身または他の誰かについていつ心配すべきかを知ること、についての教育を公衆衛生のメッセージに含めるべきであることを強調している。

著者らはまた、通院中に飲酒問題をスクリーニングし、大量飲酒の再発または悪化のリスクがある個人に治療を提供するためのより大きな努力を求めている。モバイルおよびオンラインプログラムを使用する遠隔医療サービスは、そのようなケアへのアクセスを提供するのに役立つ場合がある。多くの個人が雇用主ベースの健康保険を失い、ヘルスケアおよび依存症治療プログラムへのアクセスが減少する可能性があるという追加の懸念とともに、治療のための適切な保険を確保することが不可欠だという。

「患者の有害な飲酒をより多く特定し、早期に介入することは、この問題に対処するために重要な要素である」と共著者シェリー・グリーンフィールド博士は述べている。。

著者らは、飲酒に対するCOVID-19の完全な影響はまだわかっていないが、パンデミックの最初の数か月の間に上昇率は、効果的な公衆衛生と医療対応の緊急の必要性を示している、としている。

出典は『一般内科学雑誌』。 (論文要旨)      
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