2020.10.28
, EurekAlert より:
米国では、アジア及びヒスパニック系住民が地元の食文化に重要な貢献をしているようだ、というアリゾナ大学からの研究報告。
研究チームは、エスニックレストラン(全国チェーンと地域独立レストラン)のデータを用いて、アジア及びヒスパニック系住民が地域の文化の及ぼす影響について検討した。郡レベルのデータは、10年ごとの米国国勢調査、米国共同体調査、経済研究サービス、CQプレスからの投票と選挙コレクション、リファレンスUSAからプールしたものを使用した。さらにニールセン市場調査データを補足的分析のために使用した。
解析の結果、アジア及びヒスパニック系住民は、レストランの利用可能性と共民族共同体の外部の人々がレストランの所有権に関与する程度の両方において、地域共同体の文化表出に実際的な影響を及ぼしていることが示唆された。
さらに、研究チームは、有利な立場のマジョリティ集団の地域において同化がより強くなるという説得力のある根拠を見つけたという。
出典は『民族・移住研究雑誌』。 (論文要旨)
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