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[栄養]  時間制限のある食事が減量に及ぼす影響
2020.10.14 , EurekAlert より:   記事の難易度 1
  

1日8時間以内にだけ食事をする、いわゆる時間制限ダイエットは、通常のダイエットに比べて、統計的に有意な効果をもたないようだ、という米国カリフォルニア大学からの研究報告。

研究チームは、18-43歳で、BMIが27-43(過体重から重度肥満に相当)の男女116名を対象に、ランダムに2群に分け、12週間の介入試験を実施した。1群(対照群)には1日3回の食事を、別の1群(時間制限群)には、昼の12時から夜8時までを自由摂食時間とし、夜8時から翌昼12時まではカロリーのあるものの摂取を禁じた。

その結果、時間制限群は平均-0.94kgの有意な減量がみられたが、対照群は平均-0.68kgの有意でない減量しかみられなかった。また、両群間の減量の差は、-0.26kgであり、これも有意差はみられなかったという。

時間制限ダイエットは、通常の1日3回食べるダイエットに比べて、減量により効果的であるということはできない、と研究チームは結論付けた。

出典は『JAMA内科学』。 (論文要旨)      
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