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[栄養]  過去20年、米国では加糖飲料の大量消費が減少
2020.10.14 , EurekAlert より:   記事の難易度 1
  

米国では加糖飲料のヘビーユーザーは、この15年の間に減少してきているようだ、という米国ハーバード大学からの調査報告。

研究チームは、米国で全国民の代表性をもつ国民健康・栄養調査の2003年から2016年までの延べ5万人以上のデータを解析して、成人と小児の飲料消費の動向を検討した。

その結果、2003年から2016年の間に、小児の加糖飲料の大量消費者(1日500kcal以上)の割合は、ほとんどのグループで、11%から3%に減少していたという。成人の場合も13%から9%に減少したが、こちらはグループによるばらつきがみられた。

60歳以上のグループでは、加糖飲料の大量消費者が増加していることが明らかになったが、この世代ではもともと大量消費者の絶対的な割合が低かった。40-59歳のグループおよび非メキシコ系ヒスパニックでは、この期間中に摂取量の増減はみられなかった。

「我々の研究は、加糖飲料の消費をさらに減らすのに役立つだろう。介入するターゲットをより的確に絞り込むために使用することができる」と研究者はコメントしている。

出典は『栄養食事療法アカデミー雑誌』。 (論文要旨)      
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