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[子供]  母の不均衡な食事がマウスの子供に肥満を組み込む
2020.9.28 , EurekAlert より:   記事の難易度 1
  

脂肪酸バランスの悪い食事を妊娠中の母親が食べると、子の脳に異常が起こり高カロリー食をより好むようになるようだ、という広島大学からの研究報告。

研究チームは、妊娠マウスが高オメガ6/低オメガ3餌を食べると、生まれてくる子が砂糖や油をより好んで食べるようになり、結果として体重が増えやすくなることを明らかにした。

また、依存症などに関わることが知られるドパミン神経細胞という細胞が子の脳で過剰に作られていることも分かり、これにより子が砂糖や油をより求めるようになったと考えられるという。

「本研究は、世界中で肥満人口が増えている原因を新たにつきとめた可能性があり、妊娠中の栄養管理により子の将来の肥満を予防する取り組みの開発に向けて、成果の応用が期待される」と研究者は結論している。

出典は『コミュニケーション生物学』。 (論文要旨)      
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